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2010年9月22日水曜日

SEIKO 8M25-6010

SEIKO 8M25-6010
ベゼル径35mm 厚み7mm ラグ幅18mm

 
SEIKOの多機能クォーツ8M25-6010です.アラーム,タイマー,クロノグラフ機能搭載です.

 
6M系ムーブ搭載の時計と良く似ていますが,8M系はひとつ前の世代あるいは廉価版なのでしょうか.秒針,デイト窓がなく,モード切り替え時の針の動きも6M系と比べるとゆっくりのように感じられます.

 
デザイン的には,小ぶりの薄い金色ケースに白文字盤&ローマ数字のインデックスが組み合わさって,トラディッショナルなイメージですね.それでいて,アラームやクロノが使えるというところが面白いです.実用上はデイト窓がないのが残念ですが,スーツ着用時にぴったりの時計と言えます.一見じじくさい時計をしてるかと思いきや,実は多機能ムーブであるというところがすばらしいです.12時位置のインデックスとモードダイヤルが赤色なのがアクセントとなっています.

この8M25ムーブを積んだモデルは,かなりバリエーションが多いです.先日,こんなのも見かけました.

SEIKO 8M25-7030
(写真出典: http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c250665488 )

 

2010年9月18日土曜日

B's INTERNATIONAL mini combination watch


B's INTERNATIONAL mini combination watch
ケース33×42×10mm ラグ幅18mm

B's INTERNATIONALというファッションブランドが販売していたミニ コンビネーション ウォッチです.Timerica社のOEM製品となっており,それなりにきちんとした作りとなっています.中身のムーブメントはSEIKO製で,ALBA HYPER-TECHなどに搭載されていたV083と思われます.

機能は1/1000クロノを搭載しているのが大きな特徴で,他にカレンダー,アラーム,時報,タイマー,ラップ/スプリットタイム記録・呼び出しがあります.残念ながらバックライトはありません.竜頭がなく,アナログ針も全てプッシュボタンで操作します.

デザイン的には昔の良くあるデジタル時計という感じで,今でいえばCITIZENのANA-DIGI TEMPあたりを付けてるのと同じ感覚でしょうか.文字盤が黒っぽいのでわりとカッコいいです.よく見ると,
右上にお猿の絵が入ってるのがお茶目です.

下記は同ブームを搭載したALBA HYPER-TECHです.

ALBA HYPER-TECH
(写真出典不明)

このムーブはP.GUIONNETなどにも採用されているようです(下記参照).

P.GUIONNET

2010年8月21日土曜日

ALBA CARIB Y911-0A40 ホワイト・オン


ALBA CARIB Y911-0A40
ケース39.5×46.5×11.5mm ラグ幅20mm

ALBA CARIBデジアナです.ボタンを押すと白色のデジタル表示が浮かび上がるという「ホワイト・オン」機能を搭載しています.普通のデジアナですと,文字盤上に液晶パネルの小窓がある,もしくは,アナログの背面に液晶パネルがあるかのどちらかですが,このホワイト・オンでは,アナログ針の上のガラスに液晶表示が浮かび上がるという仕組みになっています.ガラスのすぐ下に透明な液晶パネルがあるという感じでしょうか.当時としては画期的な技術であったことでしょう.かつては,このCARIBシリーズ以外にも,ALBA EPSILON,SEIKO SPORTSなどにもホワイト・オン搭載機種がありました.

この時計は,普段はアナログ表示のみで,一見普通の3針の時計に見えます.最近だとCITIZENのシャッターデジタルなんかも似たような感じですね.一見普通のアナログで,実は多機能デジタル,というところがオシャレですね.しかしデジアナ好きの私としては,むしろデジタルは常時表示してほしかったところですが.

機能は,2049年までのカレンダー,クロノグラフ,デイリーアラーム3つ,ワンタイムアラームがあります.ホワイトオンのデモ用モードもあります.セイコーお得意の,現在時刻をベースに合わせるワンタイムアラームは相変わらず使いやすいですね.残念ながらバックライトはありません.デジタルとアナログは連動はしていませんが,中身の電池は1個だけで,リュウズを引くとデジタル側の時刻合わせモードになるなど,微妙に関連しているようです.

デザイン的にはゴツめの金属ベルトを合わせるのが一番しっくりくると思いますが,適当な手持ちがないのでとりあえずラバーベルトで使っています.ベゼル,ケースの形状は,ややレトロな感じですね.ベゼル部分がケース幅よりも小さいのが原因かもしれません.ベゼル,ケースともにヘアライン(マット)加工となっています.

ALBA CARIB Y911-0A20

こちらは別デザインのY911-0A20です.なかなか個性的なデザインで,アナログ時計としてもカッコよさを狙ったんだと思います.が,いま一歩というか,惜しい!デザインですね.

ALBA FIELD GEARにもホワイト・オンがありました.

ALBA FIELD GEAR
(写真出典: http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h147539459 )

Pulsar(SEIKOの海外ブランド)にもホワイト・オンがありました.

(写真出典:http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c359916083)

2010年7月25日日曜日

ALBA HOT GEAR V682-6030


ALBA HOT GEAR V682-6030
ベゼル径37mm 厚み10.5mm ラグ幅18mm

往年のALBA HOT GEARシリーズより,V682-6030です.HOT GEARはおそらく1980年代後半~1990年代前半に発売された複雑機能を持ったシリーズで,アナログ時計とデジタル時計の両方があります.アナログの方はサーキットクロノグラフ機能を備えたCal. V681と,アラームと1/100クロノ機能を備えたCal. V682が代表的で,いずれも6時位置のダイヤルでの機能モード切り替え式です.他にも普通のクロノグラフのモデルなどいろいろあるようです.デジタルの方はさらにバリエーションが豊富でよくわかりません.

このモデルは,現代の腕時計としてはやや小ぶりの37mm径で,ラグ幅18mmというのも細身ですが,精悍な黒文字盤に独特のベゼルとラグ形状が気に入ってます.ちょっと太めのインデックスもカッコいいです.ゴツくないので気軽に使えるのもいいですね.

この時計の特徴はなんといっても,モード切り替えによって独立に動作する3つの針です.モードダイヤルをクロノモードに切り替えると,長針,短針,秒針が最短距離でゼロ点復帰するのは,いつ見ても楽しいです.この針の動きはSEIKO 6M15とも同じですが,1/100クロノを備えている点が大きな特徴となっています.1/100クロノをスタートさせると長針が1秒ごとに動き,秒針が1/10単位で文字盤をぐるぐる回り,ストップを押した時点で短針が動き出して11~1時位置にある1/100単位のゲージを指し示します.このようにストップしてから1/100秒の位を指し示すというのはタグホイヤーのキャリバーSに似てますが,こちらがオリジナルですね.ただし,この1/100クロノは最大1分間しか計測できないという,かなり致命的な弱点があるため,通常の1/10クロノ機能も付いており,そちらは60分まで計測できます.SEIKOには1秒間に10回転する1/100秒針を備えたCal.7T82などもありますが,ギミックとしてはこのHOT GEARの方が面白いですね.

この時計の時刻合わせやアラーム合わせは,長針と短針を独立に設定できるので非常に使いやすいです.9時位置に24時間計があり,アラームも24時間の中で設定できます.唯一の残念な点は,デイト窓がないことです.モードダイヤルを切り替えてカレンダーモードにすると,月日を指し示してくれますが,わざわざ切り替えないと日付が分からないのはやはり使いづらいですね.この点は,デイト窓装備+複雑機能を持った6M系のムーブにはかなわないところです.

以前は,姉妹機種のV682-6020を所有していました.こちらは白文字盤で,文字盤のデザインは気に入ってたのですが,ベゼルやラグ形状,ベルトなどはいまいちでした.

ALBA HOT GEAR V682-6020

つい先日,金色ベゼルのモデルも見かけました.

ALBA HOT GEAR V682-6030
(写真出典: http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r69203943 )

他に,V681-6000を所有してたこともありました.こちらもなかなかおもしろかったですが,サーキットクロノは複雑すぎていまいちよくわかりませんでした.

ALBA HOT GEAR V681-6000

今やこういう遊び心のある複雑機能時計はほとんどなくなってしまいました.現代の技術をもってすれば,もっともっと面白い動きをする時計が作れそうなのに,どれもこれも普通の三つ目クロノか,せいぜいクロノ+アラームぐらいで,まったくもって残念です.デジタルならばTokyoflashとかNOOKAあたりは面白いですが...

2010年6月9日水曜日

FOSSIL CHRONOMASTER CH-2239

FOSSIL CHRONOMASTER CH-2239
ベゼル径38mm 厚み11mm ラグ幅20mm

FOSSILの面白いデザインのデジアナ時計を紹介します.緑色の文字盤はかなり独特で,左上には赤と青の液晶窓があり,1秒ごと点いたり消えたりします.右上にも緑色のバーがあり,1秒ごとに1メモリずつ塗りつぶされていきます.その下に秒表示があり,6時位置は日付または時刻表示です.この文字盤は,一見,CYBEATあたりの激安デジアナにもありそうなデザインですが,液晶窓の形状が独特で,丸と三角のインデックスともうまくマッチしており,なかなかよく出来たデザインと思います.

この緑の文字盤に,派手なベゼルが非常によく合っています.ベゼルはステン地に黒と金という派手な色づかいでありながら,細やかなデザインです.このやや成金趣味のおやじ向け?デザインが,緑文字盤のオモチャっぽさを打ち消してる感じです.緑色でデジタルとなると,どんなに上品に作ってもカジュアルかつオモチャっぽくなりそうですが,そこにあえてオヤジ趣味のべゼルを持ってくることで,毒をもって毒を制しているような感じになっています.風防は緩やかな球面ガラスとなっています.

このフェイスにこげ茶色のフラットベルトを合わせると,なかなかおしゃれな感じです.文字盤&べゼルの派手さを,こげ茶の落ち着いたベルトで緩和している感じでしょうか.なんとなくいい感じに思えてきます.

1997年発行の「デジタル・ウォッチ大図鑑」を見ると,同じデザインで白文字盤のCH-2238というモデルもあるようです.他にも,同じ路線のデジアナ時計としてCH-2221,2222,2232,2235,2236,2532,3006などがあるようで,当時はFOSSILは様々なデジアナ時計を出していたみたいですね.

なぜかELGINのSTEALTHデジアナにもほぼ同じデザインのベゼルがありました.ベゼルの内周部分のデザインまで同じです.メーカーが全く違うのに不思議です.部品の仕入先が一緒なんでしょうか.ちなみにこのELGIN STEALTHデジアナはデザインのバリエーションが豊富な時計です.
ELGIN STEALTH デジアナ FK930C

さらに,FOSSIL CH-2239のムーブメントは,MIYOTA製であることが分かりました.Cal.T210だそうです.下記は最近オークションで見かけたCITIZEN OXYです.

CITIZEN OXY
( 画像出典:http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n96957766 )