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2009年9月23日水曜日

CASIO TIMBER CRUISER TIC-4



CASIO TIMBER CRUISER TIC-4
41×48×12mm ラグ幅 19mm

3つめのデジアナ時計はCASIOのTIMBER CRUISERシリーズのTIC-4です.TIMBER CRUISERシリーズはバリエーションが豊富ですが,なかなか面白い時計が多いです.

このTIC-4は,一見普通のミリタリー系クロノグラフに見えますが,よく見るとデジタルの小窓が付いています.さらに,普通のクロノグラフは秒針がクロノ針になっていてストップウォッチ動作時以外は動かないようになっていますが,この時計は秒針は秒針なのです.私は秒針が動く時計が好きなので,これはうれしいです.赤色の秒針というのもワンポイントになっていていいですね.しかもバックライト機能があります.ミリタリークロノでバックライトなど普通ありませんので,これは大きなポイントです.

機能は,バックライト,カレンダー,アラーム,100分の1秒ストップウォッチ,24時間計と一通りあり,20気圧防水です.特筆すべきはストップウォッチ機能です.アナログとデジタルが連動していて,アナログ部分に60秒積算計,60分積算計があり,デジタル部分が100分の1秒計となります.大変面白いのですが,実はこのストップウォッチ機能はあまり使い物になりません.というのも,ストップウォッチのリセット時に60分積算計が0位置にリセットされるのですが,その際に,60秒積算計が3600回まわります.おそらく2つの積算計が1つのモーターで制御されていて,60秒回ると1分進むように歯車が固定されているのでしょう.3600回まわるのにすごく時間がかかるし,電池も歯車も消耗しそうで,実用として使うのはつらいところです.まあいわゆる2つ目,3つ目のクロノはそもそもアナログの分表示を読み取りづらいので,この時計に限らず実用性に欠けるのですが.

クロノの使いにくさに比べて,アラームはすごく合わせやすいです.デジタル表示の「分」の一の位,十の位のそれぞれについて順方向,逆方向に進めて合わせることができます.これは他の時計にもない優れた点だと思います.

デザインは,ミリタリークロノとしては非常に無難にまとまっていて,デジタルの小窓のアクセントと,常時動く秒針とで,とても気に入っています.三つ目クロノでデジタル小窓が付いてる時計はCASIO wave ceptorシリーズとかOCEANUSにもありますが,この時計のように,無骨なミリタリークロノ+控えめなデジタル小窓,という組み合わせになんとも心が魅かれます.

文字盤と針は夜光が塗ってあり,バックライトもあるので夜は重宝します.バックライトは緑色に光ってとてもきれいですよ.ケースが41mm径というのはやや大きいですが,厚みが12mmなので,それほどは大きく感じられず,十分許容範囲です.ラグ幅が19mmなので,たくさんある手持ちの20mmベルトを付けられないのがいまいちですが,とりあえずステンベルトに替えています.

2 件のコメント:

  1. 部品番号が1325の機種(中身は同じと思われます。)
    Timbercruiser TIC-4、同 TIC-10、同 TIC-104、同 MD-812、Lineage LIS-001、Duro-200 DRO-212

    部品番号1325のマニュアルは以下URLから進んでいけば見られます。
    http://www.casio.com/support/manuals/

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  2. ストップウオッチモードにした場合、デジタル表示は0になっても、ストップウオッチ用アナログ表示の分と秒の針が12時の位置になっていない場合がある。
    この場合のアナログ表示の分と秒の針の基準位置合わせ方法は、竜頭を引いた状態(時刻表示の針は停止)で、竜頭から見て12時方向にあるボタンを長押し或いは単発押しして、これらが12時の位置に来るように調整する。調整が終われば竜頭を押し込む。
    別のHPに、Lineage LIS-001の同じ作業について、裏蓋を開けて電源をショートさせリセットする旨あるが、その必要はない模様。

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