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2010年1月16日土曜日

SEIKO 6M15-0020 World Timer Alarm Chronograph


SEIKO QUARTZ World Timer Alarm Chronograph 6M15-0020
ケース38.5×44.5×10mm ラグ幅20mm

デジアナ時計ブログといいながら,非デジアナ時計の紹介が増えてきましたが,15個目も非デジアナで,SEIKOの6M15ムーブを積んだワールドタイマーアラームクロノグラフです.このモデルは秒針が飛行機の形になってますから,航空会社と提携して商品化されたものかもしれません.とはいえ,文字盤,裏面ともにJALともANAとも書いてませんが...
(追加情報:下記でコメントいただきましたが,1995年頃にJAL機内で販売されていたそうです)

6M15は非デジアナでは一番好きなムーブメントです. 竜頭を回して,6時位置にあるモードダイヤルで機能切り替えをします.搭載機能としては,インテリジェントカレンダー(現在で言うところのperpetual calendar),うるう年表示,24時間計,ホームタイム/ローカルタイム,アラーム(タイムゾーン指定可能),サマータイム,1/10秒クロノグラフ(レトログラード),とてんこ盛りです.特徴的なのはクロノグラフの動きで,秒針が12時~2時の位置を往復するレトログラードとなります.しかも単に往復するだけではなくて,往路は1/10秒に1メモリずつ動き,復路は1/10秒で一気に0点復帰します.見てるとすごく面白いのですが,この動きは機械に大きな負荷がかかってますので,クロノを頻繁に使う気にはなりません.

この時計の良いところは,どの機能もすごく直感的で使いやすいことです.しかも,アナログ針だけで多機能を実現しているところがマニア心を捉えます.機能的にはCASIOオシアナスOCW-10も遜色ないですが,使いやすさは天と地ほどの差がありますね.同じくモード切り替え式のCITIZENの6850と比べても,時針,分針が独立にすばやく動くのでモード切替時にストレスにならないところが良いです.9時位置の24時間計も,単なるギミックではなく,海外の時間を知りたいときに大変役立ちます.デイト窓があるのもありがたいですね.これがないと普段使いに不便なので.少し残念な点としては,現地時刻(ローカルタイム)表示にしたままアラームON状態にできないことですね.実際に海外で使った経験からすると,ホームタイム側のタイムゾーンを現地時刻に合わせて,ローカルタイム側を日本時間に合わせて使うよりないです.この操作は比較的楽なので問題ないといえばないのですが.

文字盤のデザインもなかなか良い感じで,多機能ワールドタイム時計にしては上品にまとまってると思います.まず,6時位置のモードダイヤルと9時位置の24時間計のバランスが大変良いです.これでもう1個ダイヤルが多かったり少なかったりするといまいちなデザインとなりそうです.さらに,これら2つのダイヤルが一段掘り下げられていてシルバー色なのも,白文字盤とのバランスがいいですね.立体インデックスと立体植字のSEIKOロゴ,夜光付き長短針も現代的で良いです.サイズ的にも38.5mm径と10mm厚は使いやすいです.少し残念なのが,ベゼルのデザインですね.少し垢抜けてない感じがします.

モードダイヤルのあるSEIKOの類似のムーブとしては6M系,8M系,v68x系,v69x系,N945などがあるようです.ざっと調べたところ,次のような感じです.

6M13 Calendar, Calendar Search, Alarm, One Day Alarm
6M15 World Time, Calendar, Alarm, Chronograph
6M23 Dual Time, Calendar, Alarm, Chronograph
6M25,26 Calendar, Alarm, Chronograph, Timer
6M37 Yacht Timer, Chronograph
6M91 Dual Time Alarm, Calendar
8M11 Local Time 1,2, Alarm
8M18 Dual Time, Retrograde, Alarm
8M25,26 Alarm, Chronograph, Timer
8M32 Soccer Timer, Chronograph
8M35,37 Yacht Timer
V681 Racing Chronograph, Calendar, Alarm
V682 1/100 Chronograph, Calendar, Alarm
V691,692 Chronograph
V69F Alarm, Chime
N944,N945 Alarm, Chrograph, Timer
他に8M51などいろいろあるようですが詳細不明です.

6M系はデイト窓があるのが特徴で,8M系やV68x,V69x系にはありません.この手のムーブでは6M15が最も実用的と思います.とはいえ,モードダイヤル式の腕時計はSEIKOよりもCITIZENの方が進歩しているかもしれません.

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2010年1月2日土曜日

Bulova Accutron Breckenridge 26B29



Bulova Accutron Breckenridge 26B29
ケース37×38×13mm ラグ幅15mm

14個目は私には珍しい最新式デジアナ時計で,Bulova社AccutronブランドのBreckenridgeシリーズの26B29です.2つのデジタル小窓の付いたデジアナムーブメントはETA 251.265と思われます.これまで紹介してきたオールド・デジアナと比べて,外見はさすがに世代の違いを感じます.

Bulovaは大昔に倒産した由緒ある時計メーカーで,Accutronというのは当時の大ヒット時計の名前です.そのブランドをアメリカの商社が買い取って時計を売っている(いまはCITIZEN傘下のようです)らしいです.決して高級時計ブランドではないですが,知る人ぞ知る歴史があるというのはなかなかいいものです.

37mm径と小ぶりのフェイスですが,ケースに厚みがあって太いブレスレット(23mm~20mm幅)がついてて重い(150数グラム)ので,小さいという感じは全くしないです.39mm径のALBA ROOXデジアナの方がずっと小さく感じるくらいです.昨今は「デカ厚」時計が流行ってますが,この時計は小ぶりで厚い,という不思議な時計ですね.これで40mm径だったら魅力も半減しますが,37mm径に抑えてその分ブレスを太くしてバランスを取っているのでしょう.ケースとブレスに厚みのある分,重量はありますが,ブレスの時計側の駒に角度が付けられていて,腕にぴったりくるので,装着すると重さはさほど感じないですね.ブレスの駒は大きさが2種類あるので,長さ調整はわりと細かくできます.


デザインは非常に独特で,12時位置から6時位置に向けて曲面サファイヤガラスとなっており,ベゼルもガラスに沿って曲面加工されています.文字盤のデザインは普通っぽいですが,カーボンファイバー地となっているのが大きな特徴です.随所に夜光が使われています(時分針,バーインデックス,ACCUTRONマーク).バーインデックスとACCUTRONマークは盛り上げられており,逆に,3つのインダイヤル(30分計,12時間計,スモールセコンド)は一段掘り下げられており,立体的な文字盤となっています.ケースとブレスの素材はステンレスで,ポリッシュ加工とマット加工がうまく組み合わされて,派手でありながらギラギラしすぎないデザインとなっています.とはいえ,この派手さは私には少し気恥ずかしいですけどね.ケースとブレスには鋲を打ったようなデザインが施してあり,これがまた大味でない緻密な作りです.竜頭にもACCUTRONマークが彫ってあり,プッシュボタンもひょうたん型となっていて,全体的に非常に凝った作りです.ブレスのバックル部は観音開きで,やはりACCUTRONマークが彫ってあります.

機能はデイト,アラーム,1/100秒クロノグラフが付いていて,100m防水です.第二時間帯機能もあるようですが,まだよく把握していません.バックライト機能がないのは残念ですが,夜光があるのでさほど問題にはなりません.個人的にはアラームがあるのが嬉しいですね.このアラームは設定時刻になると1回だけ警告音が鳴って,その10秒後からアラーム音が鳴り始めるという独特の動作をします.最初の1音で目が覚めたらうるさいアラーム音を聴かずにすぐに止められるという配慮でしょうか.デイト機能は内部的にはカレンダーを保持しているので,月末ごとに調整する必要はありません.クロノはデジタル部分が1/100表示となっていて,12時間まで計測できます.30分計のメモリが1分ごとに切ってあってわりと見やすいです.TIMBER CRUISER TIC-4もデジタル部分が1/100表示でしたが,TIC-4と違ってリセットは一瞬で済むので実用的です.ムーブメントもETA社の汎用ですから,故障しても乗せ替え可能で,末永く使えそうです.

白文字盤(28B74)もあるようです.

(画像出典: http://www.ebay.com/itm/Bulova-Accutron-Analog-Digital-watch-LED-watch-stainless-steel-goldfilled-/231128843902 )

2009年12月20日日曜日

CITIZEN VEGA 9568-392761

CITIZEN VEGA 9568-392761
ケース32×40×9mm ラグ幅20mm



CITIZENのVEGAシリーズのデジタル式デジアナ時計です.CASIO AEシリーズやO.T.S 368Gなどと似てますが,アナログ表示部分に十分なスペースが与えられていて,独特のデザインとなっているのが気に入ってます.

機能は,カレンダー,デュアルタイム,アラーム,クロノグラフ,タイマーと一通り揃ってます.古い時計だけあって,バックライトは豆球です.厚みが9mmと薄いので,ワイシャツなど袖と腕の隙間が狭い服を着るときに重宝します.

ラグ幅が20mmなので試しにベルトをいろいろ付け替えてみましたが,皮ベルトはこの時計には全く似合わないですね.オリジナルのベルトが一番しっくりきます.

ヤフオクでは金色のモデルもたまに見かけます.

(写真出典: http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d108350810 )

2009年12月13日日曜日

CASIO OCEANUS OCW-10LJ-7AJF





CASIO OCEANUS OCW-10LJ-7AJF
ケース36.6×42.4×10mm/54g ラグ幅18mm

12個目は非デジアナのソーラー電波時計,オシアナスOCW-10です.女性用モデルですが,文字盤の美しさにひかれて私には珍しく新品で購入しました.当時は,最新式のソーラー電波時計が欲しくてあれこれ検討していたのですが,男性用オシアナスはケースサイズが大きすぎたり,アラーム機能が付いてなかったりと,いまいちぴったりくるモデルがありませんでした.そもそも普及しすぎている時計はいまいち買う気がしませんでした.いろいろ考えた挙句,この女性用モデルに黒ベルトを付けると男性が付けても問題ないのではないかと思い至り,試しにペイントソフトで時計の画像を切り貼りして黒ベルトに合わせてみると結構いけることが分かったので,購入に踏み切りました(もとは白ベルトでした).この女性用モデルは白文字盤が美しく,サイズはやや小ぶりながらも,アラーム,クロノ,第二時間帯,5気圧防水と一通りの機能が揃っていて,非常に軽量です.しかも,黒のミリタリー系フラットベルトを付けて使ってる人など滅多にいないでしょうから,希少性という点でも満足です.

このOCW-10シリーズには茶色文字盤モデルもあって,そちらにするかどうか迷ったのですが,やはり白文字盤の美しさにはかないません.この文字盤のデザインは,おそらくジャガールクルトのマスタ-コンプレッサークロノグラフレディーあたりからヒントを得てるのだと思いますが,針とベゼル内周のデザインが特に美しいです.さらに,三つ目それぞれに青い針が使われており,12時位置のマークにも青が入っていて,白文字盤にうまくマッチしています.バーインデックスも綺麗ですね.ただ,文字盤の表面をよくよく見るとプラスチックっぽいのが残念ですが,ソーラー発電のための受光の関係上,仕方のないところでしょう.

ソーラー電波はこの時計が初めてだったのですが,時間合わせを全くしなくていい,電池も換えなくていいというのは,たくさん時計を持ってる人間には楽でいいですね.カレンダーも常時正しい日付が表示されていて便利です.まあ充電池はいずれ寿命が来るでしょうけどね.私は電波時計というものはいつでも簡単に電波を受信できるものだと思ってたのですが,実際には,時計を窓際に置いておいて,真夜中にかろうじて受信できるかどうかという程度ですね.この時計は海外(アメリカ)でも受信できますが,海外出張・旅行などでは現地に着いてすぐ受信して時刻合わせができないと困るので,この受信感度ではほとんど意味ないですね(現地に長く滞在するなら別ですが).まあ日本で使ってる限りは月に1回でも受信できれば十分なので,実用上は問題ないですが.

期待していた多機能はというと,さすがに文字盤が小さいだけあって,第二時間帯,アラーム,クロノのどれもお世辞にも使いやすいとはいえません.これらすべて3時位置の24時間計で動作するんですが,どうも24時間計というのは見づらいですね.実際に海外でも使いましたが,24時間計を現地時間用に使うのはとても無理でした.さらに,この24時間計は分針と時針が1つのステップモーターで制御されるため,アラームモードやクロノモードにするたびに分針がぐるぐると何週も回るので,時間がかかってしまいます.アラームも第二時間帯向けには設定できません.多機能を使いこなすためのボタン操作もかなり複雑で覚えにくいです.女性向けモデルにこんな使いにくい複雑機能を搭載して,果たして使いこなす女性はいるんでしょうか.とまあ,いろいろ文句言いましたが,この小型サイズの電波ソーラー時計で,デジタル表示なしでこれだけの機能を搭載しているというのは,マニア的には超オッケーです.もともとデザイン重視で購入したものですし.

白ベルトだと下記のような感じです.(うちの嫁さんが白ベルトで使ってました)


2009年12月9日水曜日

ALBA EPSILON ASSR001 World Time Titanium NX04-0AD0

ALBA EPSILON ASSR001
World Time Titanium NX04-0AD0
ケース39×45×12mm ラグ幅20mm

このデジアナ時計は,このブログで最初に紹介したALBA ZIC NX04-A20のチタンバージョンです.しかしZICシリーズではなく,EPSILONシリーズからの発売となっています.非常に軽いですが見た目はチタンっぽくないので,おそらくチタンの上からメッキがしてあるんでしょう.裏ぶたはチタン素材そのままですが.ベゼルの内周部分が黒地ではなくて白地になっているのと,ラグが詰まってない形状になっているところが違います.数年前にヤフオクで落札してガラス面もケースもひどい傷だらけのまま放置してありましたが,このたびガラスの研磨サービスに出して,ケースも紙やすり&コンパウンド磨いて,なんとか使える状態になりました.まだまだ磨き足りないですが,磨きすぎて地金が出たりしたら台無しですので,難しいところです.

NX04-A20と比べて文字盤が白っぽいのがいまいちだと思っていましたが,黒いベルトを付けてみると,むしろこちらの方がトータルのバランスが良い感じです.それにしてもチタンは軽いですね.ベルトが革ということもあって,軽すぎるくらい軽いです.

このケースにNX04-A20の中身を入れて,ステンブレスを付けてみました.


オメガのX33とちょっと雰囲気似てるかもしれません.こちらの方がだいぶ小ぶりですが.